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57577展(東京 町田)潜入レポ


こんにちは。北十の首都圏支部(?)におります宮川漣です。

先日、ずっと気になっていた「57577展」に行きました!



「町田市民文学館ことばらんど」で3月27日まで開催中です。イベントの詳細はこちら↓


町田市HP 57577展 - 訪れてくれたあなたの足跡と共に続いてゆく物語


ちなみに都会人見習いの私は、「町田」と「田町」を混同しておりましたがこのイベントに行ったことでばっちりです。





57577展の出店作家は岡野大嗣さん、木下龍也さん、伊藤紺さん、鈴掛真さんの4人。展示の構成は主に3つあり、①その4人のそれぞれのコーナー + ②公募短歌の展示 + ③Let’s try 57577コーナー となっておりました。

会場の自体は5つのブースに区切られております(これは短歌で57577の5つの区切りがあるからだそう)。



それぞれ紹介していきます。


①出店作家さんコーナー



普段、短歌を見る場所はみなさんどこでしょうか。歌集や同人誌、ネットプリント、新聞歌壇、Twitter? いろいろとありますね。この57577展は一言でいうと、「短歌を見せ方」展だと思いました。

文字のフォントサイズを変えていい。種類を変えていい。色を変えていい。材質だって変えていい。

特に鈴掛真さんのコーナーの「デザイン短歌」はこんなのあり?と、短歌にあまり馴染みのない人にも楽しめるような展示になっております。







②公募短歌の展示




Twitterで公募をしていた短歌が展示されておりました。

壁から吊り下げられていて、短歌がゆれたりまわったり。


つかまえないときちんと見ることができないことも。


そんな展示からお気に入りの作品をつかまえに行く、たまたま目にとまった作品を読む。

そんな見方も楽しそうですね。


③Let's try 57577



5音の言葉を3つ、7音の言葉を2つ。これで短歌はできる!

会場には、言葉が書かれたカードや、カプセル、ジェンガ、さらには本。たくさんの言葉があります。

これらを組み合わせて短歌をつくれば、みんな今日から歌人です。

自分からは普段出ないような表現や、言葉の組み合わせが生まれることも。








④ショートフィルム「ラストデート」


①の一部ではありますが、特筆して紹介させていただきます。

鈴掛真さん監督の約11分間のショートフィルムです。短歌と映像のミックスでどんな効果が表れるのでしょうか?

今ここでしか見られないと思うのでぜひ!



ちなみに同行者より感想としては、

「純愛は28歳には辛い…」とのことでした(28歳独身男性)。





私がこの記事の作成をさぼっていたせいで、なんとこの展示も残り1週間ほどしかありません!

行ける距離にいる人は、ぜひこの機会を逃さずに足を運んでみてください。


それではまた次の記事でお会いしましょう!





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