『砂時計』第3号作品紹介まとめ③
こんにちは! 編集長の音無です。
前回にひきつづき、ブログでも作品紹介をしていきます!
短歌編を読んでいない方は→こちらから
俳句編を読んでいない方は→こちらから
今回は第3弾! 小説編です!
①都築 なつ「新人類」
ホテルのラウンジで食事をしている少女と青年。少女は大量の料理を黙々と口に運び、青年はそれを不機嫌そうに眺める――ちぐはぐに見える二人の関係とは。不穏でかわいい? ショートショートです。
②音無 早矢「千」
千里の道も一歩からって聞くでしょう? 私も一歩一歩踏み出してきたんだよ。少し私と、私の友人の話を聞いてくれるかい。
③桐崎 鶉「犬」
深夜、ラジオから聞こえてきた、とある幼少期の思い出話。他愛もないはずのエピソードはしかし、どこか様子がおかしくなっていく。『ひとがいるんだ。だから母さんが帰ってくるまえに、おれが家に着いてなくちゃ』
④故永しほる「わたしみ」
括弧つきの現実を彷徨うことについての小説です。実際に、迷走を繰り返しながら書きました。
⑤飴屋 京「雲煙万里」「杯水顆果」「星の帳の落ちる部屋」
みっつとも何かを無くしてる人の話です よろしくお願いします。
⑥かくた「Link」
北海道空襲の銃弾は田舎町の故郷にも落ちたらしいとぼんやり聞きました。みなさんの故郷に銃弾は落ちましたか。
次回は、エッセイ・戯曲編です!
お楽しみに!